リフティピーヴォデモ機:アンケートのご回答

(ご利用者様)在宅介護でご主人を介護されている奥様(ご利用期間)1週間

(ご利用のご感想)リフティピーヴォをご主人にご使用になる前に、同じ体格の息子さんで試しました。

私では持ち上がらず、息子は私との体格差があるので怖いと言いました。残念ながら使うことが出来ませんでした。

(弊社からのご提案)過去の展示会で多くの方々にご体験いただきました際の実例をご紹介したい思います。

これまで力づくで運んできた方が、そのままの動作でリフティピーヴォを使うと「大して軽くならない」と言われることがあります。

体に動作が染み付いている理学療法士の方もそのような意見をお持ちになることがあります。

しかし、リフティピーヴォは、「上に持ち上げない」道具なのです。腰も落とさずに高く保ち、体重を後ろにかけるだけなのです。

その秘密は「てこの原理」です。公園のシーソーを思い出してください。シートでは軽い子供でも重い大人を持ち上げることが出来ます。

ただし、シーソーでは子供はなるべく支点から遠くに座り、大人はなるべく支点に近い位置に座る必要があります。

リフティピーヴォでは、膝をしっかり固定することが「支点を作る」ことになり、相手を前屈みにすることが「支点に近寄る」ことにあたり、腰を高くして後方に体重をかけることが「支点から遠ざかる」ことになります。

その条件を満たせば自分の2倍の相手まで「力を使わずに」持ち上げることが出来ます。

支点がしっかり作れていない場合、相手が前屈みになれない場合、自分の腰が低すぎたり相手に近寄りすぎている場合はてこの原理が働かないので重くなってしまうことにご注意ください。ホームページのチュートリアル動画05をご覧ください。

また、四肢麻痺の方の場合には、相手を前傾にした場合に不安定になることがあるかもしれません。四肢麻痺の場合ついては次回の店長ブログで相手の支え方についてご説明します。